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【ペット防災】災害・避難体験談|しょうこ様インタビュー

【ペット防災】災害・避難体験談|しょうこ様インタビュー

平成30年7月に岡山県の倉敷市で西日本豪雨災害の体験をされた、しょうこさんのお話を伺うことができました。

しょうこ さん
被災場所 岡山 倉敷市
平成30年7月西日本豪雨災害
飼育ペット:猫4匹(メイクーン1、ノルウェージャンフォレストキャット3)

しょうこさんは、当時家の少し離れた場所に大きな川があった2階建て1軒屋にお住まいでした。
猫4匹:メイクーン1、ノルウェージャンフォレストキャット3と暮らしておられました。

ペットと災害を経験したときの話を、次のポイントについてお話をして頂きました。

  • 災害の発生したときにペットとどのように災害を乗り越えたのか?
  • 夏の災害に備えて準備するべきネコ用グッズはこれ!
  • ペットと一緒に普段から災害に備えておくべき3つの大事なこと!
  • ペットと一緒に避難所は利用できたのか?
  • 災害の時の情報の入手方法は?

について教えていただきました。

今回は中型のネコ達と一緒に暮らすうえで、飼い主が備えておくためのヒントをたくさんお聞きすることができました。

災害の発生したときにペットとどのように災害を乗り越えたのか?

平成30年7月、当時、岡山県倉敷市で家から少し離れたところに大きな川がある2階建て一軒屋に住まれていたそうです。
当時は10日ほど大雨が続いて、3日目くらいから床下浸水が発生。

SNSで川があふれているというのを知ってほぼすぐに危ないと感じたそうです。

ですが、中型のネコが4匹一緒に暮らしており、次の理由もあったことから自宅の2階で避難生活する判断をされました。

  • 4匹とも保護ネコで外出に慣れていない
  • 飼い主が犬が苦手
  • ペット同伴で行ける避難所がない
  • 人、犬に慣れていない
  • 車に乗れない
  • ネコを入れて移動できるゲージがなかった

上記の理由により、2階にいれば大丈夫と判断して、自宅の二階で中型のネコ四匹と避難生活をされました。

ご実家でも猫4匹を飼われていたそうですが、ご実家のご家族はネコを2階に残し、飼い主様家族は小学校の避難所にて避難生活をされました。
3日ほどで自宅に戻られたようです。

住んでいる場所の状況によって飼い主の安全の確保がとても重要です。

岡山県は災害が少ない地域なので、しょうこさんは災害に対して油断していたと感じておられています。
ペットの災害準備だけでなく、ご自身の災害対策もされてませんでした。

それでも、食料は普段から備蓄されていたそうです。

なかなか、ペットと一緒に避難できる場所がないからペットを飼っている多くの人は自宅を避難場所に選択するとのことです。

夏の災害に備えて準備するべきネコ用グッズはこれ!

1Fの家具が水につかるという被害に遭われましたが、幸い停電や断水がなく、夏の災害ですが暑さ対策は大丈夫だったそうです。
ネコの場合は普段使っているグッズがあれば大丈夫だったとのことでした。

ネコのトイレ ⇒ 普段使っているもの。
ネコのトイレの砂 ⇒ 普段使っているもの。
ネコの食料 ⇒ 普段から備蓄は必須。
ネコを入れて移動するための何匹の入るようなケージ(体験して必要と感じたもの)。

ペットと一緒に普段から災害に備えておくべき3つの大事なこと

しょうこさんのインタビューの話を聞いて普段から災害前に備えておくべきことが3つあると感じたので紹介します。

  • ネコジルシというネコのコミュニティーを参考にしている
  • ペット用の食料の備蓄をしておく
  • ペット用キャリーにペットを慣れさせておくなどのトレーニングを普段から心がけておく

普段、ネコ仲間などとコミュニケーションはとられていないようです。
災害の時は情報が不足するので、ペットショップや、動物病院、ペット友達のような仲間の存在は大きいと感じたそうですよ。

また、ペットの病院食などペットのご飯も手に入らなくなるので、普段から備蓄しておくと安心です。

他にも、買い物ができる場所が無いので食料と、防寒の用意は普段から備えておく必要がありそうです。

避難所に移動、避難所での生活はペットにとってもストレス。
急にはできないので、普段からトレーニングで慣れさせておく準備しておく必要がありますね。

ペットと一緒に避難所は利用できたのか?

ペットと一緒に利用できる避難所がないという情報を知ったしょうこさんですが、もし、ペットが利用できる避難所があったとして次の理由で利用できないと判断されたそうです。

  • 避難所にいるのが犬の割合が多い
  • しょうこさんが犬が苦手
  • 飼っているネコも犬が苦手

災害が起こった時に、ペットホテルなどがあって、預けられるなら預けたいと思うが、緊急時に預かってくれるようなホテルは今のところ見つかっていません。
ですので、ペットがいると避難所でなく、ペットと一緒に家で避難生活をする判断になる可能性が高いこともお話下さいました。

自分が住んでいる地域の避難所の状況や、預かりサービス等を調べてみる必要がありそうです。

災害の時の情報の入手方法は?

このようなご時世ですので、パソコンと、スマホがあれば情報を入手できるので特に困らなかったとおっしゃるしょうこさん。

しかし、近くにペットを連れていける避難所の情報があればよかったが、そのようなものは無かったので困ったそうです。

犬を飼っている人は、コミュニティに所属し、交流を深める方が多いが、ネコを飼う人通しの交流はあまりありません。
災害の情報は少ないが、病気などの時の対策を調べるときにネコジルシというネコ専門のコミュニケーションサイトは参考にしています。

まとめ

2018年7月西日本豪雨災害のしょうこさんの体験談で、中型のねこ4匹と経験した災害の話をお伺いしたときの話を紹介しました。

しょうこさんはペットがいることで自宅で、避難生活を送る判断をされました。
避難所にペットを連れていけない事情があることがわかりました。

ネコを飼われている方にとってとても参考になると感じました。

貴重なお話を聞かせていただいたしょうこさんに心からお礼を申し上げます。

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