犬を飼いたいけど飼えない!飼わない選択もあり
わんちゃんが好きだけど、飼っていない方も多いですよね。
では、あえて「飼わない」選択をされたのはなぜでしょうか?
- ペット不可の住宅に住んでいる(内緒で飼った場合、近隣トラブルになったり契約違反で退去命令が出るなど大変な目に遭う)
- 家族にアレルギーの人がいる(アレルギーの程度によりますが、重度の場合は命に係わる)
- 先住犬が亡くなった際にペットロスになってしまった(新しいわんちゃんを迎えない方がいい場合がある)
など、飼いたくても飼えない理由があります。
でも、わんちゃんと触れ合いたいと思うこともありますよね。
そこで今回は、
- わんちゃん好きな方が飼わなくても楽しめる方法
- 飼いたくても飼えないけど、わんちゃんと触れ合うには?
といった疑問についてsayakaがお伝えしたいと思います。
わんちゃんを飼いたくても飼うのが難しい…という方は是非、参考にしてみてください。
犬を飼いたいけど飼わないのは何故?よくある理由5つ
わんちゃんを飼いたいけど飼えない、今は飼うタイミングではないかな、など「わんちゃんは好き」だけど飼っていない方にはそれぞれ理由があります。
ひとつでも当てはまったら、わんちゃんを迎える前に本当に迎えて大丈夫なのか、今一度、よく考えてみましょう。
1.ペット不可の住宅に住んでいる
マンションなどペット不可の物件にお住いの場合はそもそもペット不可なので難しい場合が多いですよね。
バレないと思ってこっそり飼ってしまったら、鳴き声がうるさいなど近隣トラブルの原因になったり、契約違反で退去しないといけなくなる場合もあります。
ただ、物件によっては大家さんに相談してペット可になる場合もあるようです。
どうしても引っ越しができず、でも飼いたいという場合は一度交渉してみてもいいと思いますが、ペット可物件のようにペットに理解がない方もお住いなので、後々トラブルが発生してしまった場合を考えると、最初からペット可の物件でわんちゃんも飼い主さんも安心して過ごせた方がいいですよね。
また、賃貸の場合は退去命令だけでなく、退去時に高額なクリーニング代が請求される場合があります。
2.家族に動物アレルギーの人がいる
わんちゃんが好きだから飼いたいと思っても、一緒に暮らしている家族にアレルギーの人がいたら、健康被害に関わる問題なのでよく確認しないといけません。
アレルギーがどのくらいの程度や症状なのかによっても異なりますが、きちんと家族の理解を得て、事前のアレルギー検査でもクリアしてから迎えるか決めるようにしましょう。
また、アレルギー検査にクリアした場合でも毛の抜けにくい犬種を選ぶなど、アレルギーをなるべく起こさないようにする対策が必要です。
アレルギーが重度の場合は別々の住居で暮らすなどしない限りは、わんちゃんを飼うことは諦めざるを得ないでしょう。
3.飼育費用が捻出できない
わんちゃんを飼うにはお金がかかります。
ごはんやペットシーツなど日常生活で必要な消耗品だけでなく、毎年のワクチンや健康でいる為に必要なグッズの購入など、あらかじめ費用を用意しておく必要があります。
わんちゃんに生涯かかる費用は、約200万円以上といわれています。
また、万が一事故にあってしまったり病気になった場合は、さらに治療費や病院に通院する交通費などがかかります。
責任を持ってわんちゃんを飼う上で、飼育費用は必要不可欠です。
十数年間最後まで飼うことが出来るように、費用を用意してから迎えるようにしましょう。
4.自分が高齢である
わんちゃんのお世話をするにあたって、ごはんやお散歩、お掃除など日常の生活で体を動かすことが多くなるため、ある程度の体力が必要です。
わんちゃんがシニアになっても、介護や看取るまでお世話はできますか?
ご自身が高齢の場合は、万が一自分の身になにかあった際に残されたわんちゃんはどうなるのか、きちんと考える必要があります。
最後まで看取る自信がない場合は、わんちゃんの命を預かる自信がないということになります。
また、子犬を迎えるのが心配な場合は、保護団体やブリーダーさんから成犬を迎えるという選択もあります。
その場合でも、万が一何かあった際はわんちゃんを家族や、信頼できる方にお世話してもらえるか確認しておきましょう。
5.忙しくて犬と触れ合う時間がない
わんちゃんの祖先はオオカミと言われており、群れで生活する習性を持つ動物です。
ひとり暮らしでお留守番が長い、お仕事が忙しくてなかなか遊んであげられないなど、飼い主さんとの触れ合いが少ないとわんちゃんはとてもさみしい思いをしてしまい、場合によっては体調を崩してしまうこともあります。
また、どんな理由でもわんちゃんのお世話を、疎かにするようなことはあってはいけません。
どうしても今日だけは、お世話ができないということもあるでしょう。
そういった、イレギュラーな場合はご家族やペットシッターさんなどにお願いしましょう。
しかし、わんちゃんを迎える前から、お世話する時間がないのはわかっている、忙しくてあまりかまってあげられない、などといった状況ではわんちゃんを飼うことは難しいでしょう。
犬を飼わずに犬をかわいがる方法ってある?注意点も
わんちゃんを飼うことは叶わないけれど、わんちゃんと触れ合いたいと思うことはありますよね。
お散歩しているわんちゃんを見かけて、思わず声をかけたくなる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
わんちゃんを飼わなくても触れ合う方法はいくつかありますが、ここでは3つの例をご紹介します。
1.公園などに出かけて行って犬を触らせてもらう
車が走っていないので安心できる、アスファルトやコンクリート以外の場所を歩かせたい、わんちゃんのお友達と遊ばせたいなどの理由から、お散歩コースに公園を選ぶ飼い主さんは多いです。
また、ドッグランがある公園は、たくさんのわんちゃんが集まるスポットです。
公園に行くと人懐っこいわんちゃんは、近寄ってきてくれることもあるでしょう。
そういった場合は「触ってもいいですか?」と飼い主さんに聞いてみて、大丈夫だったら触らせてもらえます。
わんちゃんを触る際のマナーとして、必ず飼い主さんに触っていいか確認してから触りましょう。
大きい公園に行くと、珍しい犬種のわんちゃんに会えることもあるので、触れ合えたらラッキーですよね。
2.ドッグカフェやペット連れ可能の飲食店に行って触れ合いをお願いする
わんちゃんの同伴可能なお店に行ってみるという方法もあります。
食事する場所に一緒に連れてきているので、人に慣れていたり、大人しい性格のわんちゃんも多いです。
話しかけても大丈夫そうでしたら、飼い主さんにお願いしてみると触らせてもらえる場合があります。
決して、飼い主さんに許可なく勝手に触ったり、食べ物をあげる(アレルギーのあるわんちゃんもいる)といった行動はしてはいけません。
3.犬を飼っている友人にお願いする
身近に飼っている方がいる場合は、わんちゃんに会わせてもらえるか聞きやすいですよね。
わんちゃんが好きなのに飼えない事情を説明したら、きっと理解してもらえると思うので聞いてみてはいかがでしょうか?
飼い主さんも愛犬を可愛がってもらえるので、悪い気はしないと思いますよ。
わんちゃんと仲良くなったら、飼い主さんにお世話をお願いされることがあるかもしれませんね。
日本ではまだ浸透していないこちらのプロジェクトですが『イエロードッグプロジェクト』という、スウェーデン発祥の運動で「近づかないでそっとしておいてね」という意味が込められています。そのため、イエローリボンを付けている場合は、トレーニング中だったり、過去に嫌な思いをして触れられるのが苦手だったりとさまざまな事情があるため、声をかけたり近づかずにそっと見守ってあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、
- わんちゃんの事が好きで飼いたいけど飼えない理由について
- 飼わなくてもわんちゃんと触れ合う方法は意外と身近にある
ということについてお伝えしました。
わんちゃんを飼わなくてもわんちゃんと触れ合ったり、可愛がったりすることができます。
わんちゃんを飼っている方だけしか、犬を可愛がることができないというわけではありません。
この記事が、わんちゃん好きな皆さんの参考になったら嬉しいです。