子犬を迎えるのに必要なもの!準備と注意点について
あなたが、子犬を家族に迎えると決めたらまず何をしなければならないでしょうか?
そんなことよりも、もうワクワクしすぎて楽しみでしょうがないですよね。
まず、思い切り嬉しさを嚙みしめたあと、ちょっと冷静になって考えてみましょう。
子犬を家に迎え入れるためには、その準備をあらかじめしておく必要があります。
犬が家に来てから必要な物を揃えれば良い、思いついたらその都度購入すればいいと思っていると、「もっと準備しておくべきだった」と後悔することになるかもしれません。
特に初めて犬を飼うという方は、しっかりと準備して子犬に安心してもらえるような環境づくりをしておきましょう。
そこで今回は、子犬のお迎えを決めた日から実際に迎える日まで、どんなことをすればいいのか準備についてお伝えします。
準備期間もきっと楽しいものになるので、是非参考にしながら準備を行ってください。
子犬を迎えるのに必要なものは?準備スケジュール
ペットショップで購入する場合、その日に連れて帰ることができる場合もありますが、たいていはショップから迎えても、ブリーダーから迎えても、お迎えの日まである程度時間が与えられます。
この期間、どうすればいいのかを具体的に説明していきましょう。
子犬をお迎えする1か月前
ブリーダーから迎える場合の一般的なスケジュールですが、だいたい生後2か月くらいから見学をさせてもらえるところが多いです。
現在は、動物愛護管理法で、生後56日を経過しない犬及び猫の販売、販売の ための引渡し・展示が禁止されています。
ですので、生後2ヶ月ほどで家に連れ帰ることは法律的には可能ですが、子犬の精神面を考えますと、より長く親兄弟のもとで過ごす方が良いとされています。
このことから、見学をさせてもらってから1か月後にお迎えという流れが理想的です。
見学から帰宅したら、飼育について家族で話し合うほか、今一度「命を預かる」ということについて考え話し合ってみましょう。
子犬を迎えると決めたその日から、あなた方家族はその子犬の家族になるのですから。
具体的な準備としては
子犬の居住スペースを決め、片づける
まずは、子犬の居住スペースはどこにするのかを決めておきます。
おすすめは皆さんが集まるリビングです。居住スペースが決まれば、その部分を片付けておきましょう。
上から物が落ちてきて、頭に当たれば子犬は死んでしまいます。
特に頭上に棚や物などがあるスペースは避けて、空間のあるスペースを選びましょう。
必要なグッズを購入する
次に必要なグッズを購入しておきます。
ほとんどペットショップやネットで購入できますので、準備しておきましょう。
必要なグッズは、子犬の居住スペースとなるケージ、トイレトレイ、ペットシーツ、水入れ、フードボウル、ベッド、首輪などが必要です。
お散歩グッズやおでかけグッズについては、すぐには必要ありません。
疑問があればブリーダーやショップにすぐ確認する
また、疑問があればすぐに販売元に聞くようにしましょう。
大切な家族のことですから、遠慮なく質問して構いません。
お世話になる動物病院を決めておく
子犬がまず動物病院で最初にお世話になるとしたら、感染予防のワクチンです。
もちろん実際に行くのは子犬が来てからになりますが、生涯お世話になる病院をあらかじめ決めておくと良いでしょう。
ご近所の犬を飼っている方に評判を聞いてみるのが一番確実です。
迎える犬種について勉強しておく
純血種の場合はその犬種の特徴や、なりやすい病気、性格などを学んでおきましょう。
特になりやすい病気を調べておくことは大変重要なことです。
ミックス犬の場合は、両方の犬種について調べておくともしもの時にとても参考になります。
子犬をお迎えする1週間前
子犬を迎える1週間前は、準備できているかのチェック期間になります。
準備し忘れてないものはないか、もう一度最初から確認をしておきましょう。
その他には、わんちゃんを迎えたら、どこを散歩させるか、どこに一緒にでかけるか、ペット同伴OKの施設を調べておくのも楽しいですよ。
子犬をお迎えする前日
いよいよ明日我が家に子犬がやってくる!と思ったら、ドキドキして眠れないかもしれませんが、ゆっくり休養を取るようにしてください。
子犬を迎えるということは、想像以上に大変で神経も使います。
当日は何かと心配事も多いでしょうから、準備品を簡単にチェックするだけにして、しっかりと休むようにしてください。
また、もしかしたら前日にショップやブリーダーさんから連絡があるかもしれません。
必ず連絡が付くようにしておきましょう。
子犬を迎えた初日はどうすればいい?注意すべき点は
子犬を迎えた当日は、特に初めて犬を迎えるという場合は何をどうすればいいのかわかりませんよね。
でも、子犬だって初めてのお家や家族に戸惑っています。
まずは、家や家族に慣れてもらうことが大切ですが、当日はゆっくりと休ませてあげましょう。
迎える時間にもよりますが、ご飯とお水をしっかりと与えた後はあまり構うことをせず、また当日いきなりしつけに入るのではなく、子犬の好きにさせてあげてください。
注意すべき点は、ショップやブリーダーさんから説明がありますし、わからないことがあればすぐ質問するようにしてください。
子犬を迎えるのに適している季節はあるの?
子犬の産まれた月によって、必ずしも理想の季節に迎えられるわけではありませんが、真夏や真冬はできることなら避けたほうが無難です。
また、子犬を迎えてすぐはご家族の誰かが必ず家にいるほうが良いでしょう。
いきなり留守番をさせてしまって、何かあっては大変です。
個人的におすすめなのは、お仕事をなさっている場合は長期休暇を取れる時期であるゴールデンウイークがおすすめです。
盆休み、夏休みは家族が揃うので時期的には良いのですが、熱中症が心配です。
慣れている方はいつ迎えても良いと思いますが、はじめて犬を飼う場合は季節も考慮したほうが良いかもしれませんね。
子犬を迎える時期はいつ?
最初にお伝えしましたが、動物愛護管理法で生後56日以前に子犬を迎えることは禁じられています。
ペットショップで展示される場合も、56日以後ですので、展示されている場合はお店側と飼い主側で了承できればすぐに連れ帰ることは可能です。
ただ、準備期間等もあるので、そのあたりはショップと相談することもできます。
また、ブリーダーさんから直接迎える場合は、だいたい生後3か月目で連れ帰るのが一般的です。
あまり早く親や兄弟と引き離すと、社会化ができないまま迎え入れることになるので、しつけるのが大変だったり、他人や他のわんちゃんに対して慣れてくれないということもあります。
犬の社会化は非常に重要で、これは人間が教えられることではありません。
犬からしか教われないことを、きちんと教えてもらってから迎え入れた子は、フレンドリーで健全な精神であることが多いです。
まとめ
いかがでしたか?
子犬を迎えるって本当にわくわくしますよね。
私も、あの何とも言えないウキウキした気持ちを懐かしく思い出しながら執筆しました。
今回は
- 子犬を迎えるには1か月前からじっくり準備するのが望ましい
- 子犬を迎えた初日はあまり構いすぎずゆっくり休ませてあげるほうが良い
- 子犬を迎えるのには真夏や真冬はできれば避けたほうが無難
- 子犬を迎えることができるのは生後56以後と法律で決まっている
というようなことについて、お伝えしました。
楽しい愛犬ライフを過ごせるよう、準備期間も楽しんでくださいね。