子犬を遠方から迎える場合はどうする?一番安全な方法とは?
いつか子犬を迎えたいなと、休日にペットショップ巡りを楽しむ方は多いと思います。
ですが、「絶対にこのブリーダーから迎えたい」「自分が欲しい犬種は、近所にブリーダーがいないので、どうしても遠方からになる」など、子犬が欲しいけどどこから迎えるか決めている方で、その場所がお住まいの地域から離れているというケースは少なくありません。
この場合、子犬のお迎えについて「距離」を考えねばならないのですが、
・移動距離に子犬は耐えられるのか
・空輸の話をよく聞くが、本当に大丈夫なのか
・特別な手続き等、準備は必要なのか
など、不安を抱えておられる方、どうすればいいのかわからない方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、子犬のお迎えを遠方から検討している方に、基本的なことをお伝えしていきたいと思いますので参考になりましたら幸いです。
子犬のお迎えをブリーダーからしたい!遠方でもできる?
先ほどもお伝えしましたが、子犬のお迎えをこだわりのブリーダーからお迎えしたい場合、その犬舎がお住まいからかなり離れているということもありますよね。
移動手段や距離にもよりますが、そもそも遠方の方へのお譲りを断るブリーダーさんもいらっしゃいます。この場合、飼い主さんが引っ越しをしない限りはお迎えはほぼ不可能なので、「このブリーダーさんから迎えたい」と決めたら、一度、遠方だが迎えることができるかなど問い合わせをしてみましょう。
基本的には禁止している場合も、手段や熱意によっては希望を叶えてくれる方もいます。
小さな命のことですので、慎重になるのは当たり前ですよね。
子犬をお迎えしたい!長距離移動に耐えられる?
子犬を遠方から迎えるのに、移動距離に耐えられるのか?というのが一番の心配点だと思います。
これについては、移動距離というよりは移動時間を考えるほうが良いかもしれませんね。
子犬や老犬は成犬と違い、確かに繊細で弱いです。
それは、免疫力が定まっていないということもありますし、体力の問題もあります。
また、成犬で健康なわんちゃんの場合は1~2日食べなくても問題ないということもありますが、子犬はそうはいきません。
ですので、移動時間が1時間程度であれば大丈夫でも、4~5時間かかる場合は、途中で人が補助をしてあげないと危険な場合があります。
例えば、長距離でも自家用車でお迎えできる場合は、途中で様子を見ることもできますし、休みながらゆっくり移動することもできて安心です。
子犬のお迎えには車が必須?無い場合はどうする?
では、子犬のお迎えには車が必須かどうかについてお伝えします。
車が無くても犬を飼うのは問題ありませんし、自家用車が無くても犬を飼っている方はたくさんいます。
車が無い場合は、公共交通機関で迎えに行くか、レンタカーを借りて行くかになります。
免許を持っていない、運転する人がいない場合はブリーダーさんに相談してみてください。費用は別途かかるかもしれませんが、ブリーダーさんが届けてくれることもあります。
なお、犬の飼育に際しては、やはり車がある方が安心です。
急な病気にも対応できますし、お出かけも自由に行けます。
どうしても車を持つことが難しいようでしたら、もしもの時にはペットタクシーを利用してみてください。
普通のタクシーの場合は、ペットを乗せてくれないこともありますが、ペットタクシーはペットを飼育している方のためのタクシーです。
子犬のお迎えに新幹線を利用する場合の注意点とは?
子犬のお迎えに、新幹線を利用するケースも多いです。
この場合、注意すべき点としては、きちんとキャリーバッグかキャリーケースを用意しておくこと。また、手荷物料金がかかりますので、それを必ず支払うことです。
子犬によっては、初めての環境に怯えてきゅんきゅん泣いてしまうこともあります。
新幹線で隣に乗車した方が、必ずしも寛容というわけでなく、アレルギーを持っておられる場合、こちらが犬連れであることがわかれば嫌がる方もおられます。
お一人で迎えに行くのではなく、同伴者がいれば何かと助かります。
子犬のお迎えに飛行機を利用したい!一緒に搭乗できるの?
子犬のお迎えに飛行機を利用する方も多いです。
ただし、残念ながら一緒に搭乗することはできません。
犬などの動物は、貨物を置くスペースに入れられます。ですので、新幹線のように同席することができません。
もちろん一緒の飛行機に乗ることは可能ですが、同じスペースにいることができませんので、途中貨物室で何かトラブルがあった場合は対処ができないのがデメリットです。
飛行機会社によっては、搭乗できない犬種もありますので、飛行機を利用する場合は事前に調べておきましょう。
なお、ご自身が飛行機に乗らずに、ブリーダーさんに空港まで連れて行ってもらい、ご自身はお住まいの近くの空港まで迎えに行って、犬を受け取るということも可能です。
この場合はブリーダーさんと密な連絡を心がけることが重要となります。
まとめ
子犬を迎えるのに、遠方から迎える場合はどうすればいいのかについてお伝えしてきました。
何か特別な資格や手続きが必要というわけではないのですが、飛行機を使用する場合のみ、航空会社によっては決まりがありますので、事前に調べておくと慌てずにすみます。
空輸をよく使っておられるブリーダーさんでしたら、そのあたりは詳しいので指示を仰ぐのが良いでしょう。