近年、獣医学の発展が目覚ましく、犬猫が以前に比べて本当に長生きできるようになりましたよね。
さて、人間の場合は、ただ長生きできるというよりも健康で長生きできるいわゆる「健康寿命を延ばしたい」という考え方が一般的です。
生きていても、寝たきりだと周りに迷惑をかけてしまうし、自分のことは自分でしたいという方が増えてきているのです。
ではわんちゃんの場合はどうでしょうか?
彼らはただただ今ある環境を受け入れて、日々過ごしています。
犬の寿命について、健康寿命という考え方はあるのでしょうか?
犬の寿命がそもそもどれくらいあるのか、また犬種ごとに違うのかも含めて「犬の寿命」について考察していきましょう。
犬の寿命について
犬の寿命ってどれくらいあるのでしょうか?
実は、犬の大きさでも若干違います。
犬の寿命についてですが、事故にあって亡くなってしまったり、病気で若くして亡くなった、飼えなくなって保健所で処分されたというような、いわゆる自然死で無いものは含みません。
ここでご紹介するのは、あくまでも平均的な寿命となります。
参考になさってください。
小型犬
小型犬の寿命は、かなり長くなっています。
犬種にもよりますが、だいたい15歳前後が寿命です。
特に健康に気を遣っていたわけではないが、20歳まで生きていたという事例も多くあります。
獣医学の発展と、犬の食べ物(ドッグフードや手作りご飯)の質がかなり高くなったことも要因と言えるでしょう。
中型犬
中型犬の寿命も、15歳前後です。
身体が小型犬よりも大きい分、丈夫なわんちゃんも多いです。
特に日本犬との雑種は全般的に長生きしてくれる子が多いですね。
大型犬
大型犬の平均寿命は10歳前後です。
大型犬が10歳以上になったら、あとは神様からの贈り物の日々であると言う人もいます。
犬種によっては平均寿命が8歳前後という短いわんちゃんもいます。
しかしながら、昔に比べると大型犬のご長寿ワンちゃんもそう珍しくなくなってきました。
15歳を超えても元気な大型ワンちゃんはたくさんいます。
犬の健康寿命を延ばすには?飼育のコツ
犬の健康寿命を延ばすコツは、ずばり、身体に良いものを食べさせてしっかり運動をさせる。これに尽きるでしょう。
犬の食事療法インストラクター師範の立場からお伝えしますと、犬の寿命と腸は非常に密接な関係があると言えます。
腸が丈夫なわんちゃんは、つまりは腸内環境のバランスが整っており、善玉菌と悪玉菌のバランスが取れているわんちゃんはまず病気をしませんし、非常に長生きしてくれます。
犬も腸活が必要で、腸内環境を整えるには、良いものを食べ、運動することで内臓を活性化させ、腸内細菌のバランスを整えることが表題にあります「健康寿命を延ばす」ことに繋がるのだと感じています。
犬種によっても寿命が違うって本当?
犬種によって寿命が違うというより、寿命が短命な犬種はいくつかあります。
グレートデーンやセントバーナードは、寿命が短いとされている犬種です。
しかし、平均寿命を超えて長生きしているわんちゃんも沢山いますし、ここ数年で寿命も一気に延びているので、今後全体的に犬の平均寿命は犬種問わず伸びるのではないかなと感じています。
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